
入院について
Hospitalization & Visitation入院について
当院での入院治療
1.手術を受けられる方へ
入院後お聞きになりたいことがありましたら、看護師や医師に遠慮なくご相談ください。また、安心して手術を受けていただくために、手術担当看護師が手術前日に直接お部屋にお伺いして、手術室での様子や流れについてご説明させていただきます。また、手術中の経過観察や安全のために、ご入院前にマニュキア・ペディキュア・ジェルネイルは除去し、指輪も外してください。
2.手術を受けられるご家族の方へ
手術当日の家族付き添いはありません。しかし、緊急連絡が必要な場合にはすぐに連絡が取れるよう、ご自宅等での待機をお願いいたします。手術終了後は、医師よりご家族へ手術が終了した旨の電話連絡を行います。速やかに電話対応ができるようご準備ください。
3.化学療法・放射線治療などの他の治療や検査を受けられる方へ
化学療法を受けられる患者さんには、初回入院当日に薬剤師、看護師等から治療について、治療中に気をつけていただきたいことなどご説明いたします。放射線治療を受けられる患者さんには、治療時間等についてご案内いたします。その他の治療や検査を受けられる患者さんには、入院計画に沿ってご案内いたします。
入院前の準備
1.入院時のおくすりの持参について
当院では、より安全な医療を提供するため、入院時に患者様がご使用になっているお薬をお持ちいただいています。ご協力をお願い致します。
①お持ちいただくもの
飲み薬・注射(インスリンなど)・点眼薬・貼り薬・ぬり薬などすべての薬が含まれます。その他、普段お使いになっている健康食品・サプリメントなどがあれば、一緒にお持ち下さい。お薬を袋ごと持参されても結構です。正確な情報を得るためにお薬手帳や薬の説明書も一緒にお持ち下さい。
②お薬は多めのご準備をお願いします
入院期間中に、あらかじめお持ちいただいたお薬が足りなくなった場合、当院で同じお薬(あるいは代替薬)を準備出来ない場合があります。入院される前に、現在、通院している病院の先生から入院期間分以上の処方をしてもらい、お薬を準備しておいてください。もしも足りなくなった場合には、看護師もしくは薬剤師にご相談ください。
2.入院手続きに必要なもの:書類関係
- 診察券
- マイナンバーカード
- 入院のご案内(本冊子)
- 入院誓約書
- 保険証及び認定証類(限度額適用認定証、医療費受給資格者証等)
- 労災保険・生活保護法・その他諸法で入院となる方は、医療券または証明書
- 認め印
- 入院時問診票
- 生活のしやすさに関する質問票(必要時)
手術の方
- 手術承諾書
- 検体同意書
化学療法の方
- 問診票もしくは入院時問診票
- 治療同意書
3.入院生活に必要なもの
- 寝衣(パジャマ)
- おくすり手帳
- 洗面用具(シャンプー・ボディーソープ)
- ティッシュペーパー
- 「靴」あるいは「かかとのある履き物」
※スリッパはご遠慮ください。 - イヤホン(4人無料部屋の場合)
- 下着、肌着
- はし(フォーク・スプーン)
- ハンドソープ(必要時)
- タオル
- 洗濯用洗剤(柔軟剤入り洗剤がおすすめ)
- おくすり(入院日数より多めに準備)
- 湯飲み(コップ)
- 歯ブラシ・歯磨き粉
- バスタオル
- 小銭(洗濯代など)
レンタル用品[入院セット]もご利用できます
レンタル用品[入院セット]の案内
ご利用のメリット
- 簡単な準備で入院が可能で身軽に入院できます。
- 毎日の選択や荷物を持っての移動もなくなり患者さんやご家族の負担が軽減されます。
- 医療関連サービスマークを取得した専門業社が殺菌洗濯を行うため、衛生的です。院内の感染防止対策にも役立ちます。
入院セットを利用された場合、退院後委託業者より請求がご自宅(又は申し込み書に書かれた住所)に届きますので最寄りの郵便局やコンビニ、もしくは口座引落でのお支払いをお願いします。
Aプラン(基本セット)
- 甚平 or 浴衣
- バスタオル
フェイスタオル
+サービス日用品
704円(税込)×利用日数
Bプラン(タオルセット)
- バスタオル
フェイスタオル
+サービス日用品
363円(税込)×利用日数
サービス日用品
- コップ
- ストロー
- ティッシュ
- 歯ブラシ
- 歯磨き粉
- ウェットティッシュ
- 割り箸
- 使い捨てスプーン&フォーク
全身麻酔の手術で入院される方
通常の入院で必要な物とは別にひとまとめにしてご準備ください。
手術前日に看護師がお預かりします。
- バスタオル 2枚(薄色で無地のもの)
- タオル 3枚(薄色で無地のもの)
- T字帯 1枚(入院後購入 500円弱)
- コップ 1個
- ティッシュ 1箱
- 曲がるストロー 1本
- 前開きパジャマ 1組
- パンティー 1枚
- バストバンド(入院後購入 2,000円弱)
- 前開きソフトブラジャー2枚
(入院後、リボンズハウスでも購入できます。)
上記のレンタル用品[入院セット]の[Bプラン]をご利用いただくことも可能です。
局所麻酔の手術(乳腺)で入院される方
- バストバンド(入院後購入 2,000円弱)
- タオル 3〜4枚(薄色で無地のもの)
その他、該当する方または必要な方はご用意ください
- 服用中のお薬
- おくすり手帳等
- ウェットティッシュ
- (義歯の方)入歯・入歯容器・入歯洗浄剤
※盗難防止のため、多額の現金や貴重品は持参しないようお願いします。
入院当日の流れ
入院当日は、午前10時30分に1階総合受付にお越しください。
※治療内容により入院時間が上記と異なる場合があります。その場合は、看護師に指示された時間にご入院下さいますようお願い致します。
入院当日
10:30 1階総合受付(保険証およびマイナ保険証確認)
2階支援センターにて書類の確認
入院誓約書・入院時問診票
手術の方:手術承諾書・検体同意書
化学療法の方:治療同意書
昼食
昼食は病院で準備しております。病室に配膳いたします。
オリエンテーション等
病棟内のオリエンテーションを行います。
また、入院に必要な事柄についてお伺いします。
●手術の方:手術前のオリエンテーションを行います。
●化学療法の方:当日点滴の場合は、昼食後開始です。
●放射線治療の方:計画CTが予定されています。
※患者さんご自身もしくは同居の方が、インフルエンザなどの感染症に罹患されている場合は、入院を延期させていただくことがあります。
体調不良時には、必ず事前に病院へご連絡ください。
入院中の生活
6:00 起床
朝の検温に看護師が伺います。
7:30 朝食
お部屋へ配膳いたします。
食事について
当院では、すべての患者さんに、管理栄養士による栄養管理がなされ、適時・適温で提供しています。
・病院食事以外の飲食物の持ち込み等は、ご遠慮ください。
・食べ物によるアレルギーがある場合は、入院の際に必ず看護師へお申し出下さい。
(問診票への記入もお願いします。)
・嗜好に関する食事について
食品アレルギー以外の嗜好による食品除去(ピーマンや人参といった除去法)については対応いたしかねますので、ご了承ください。
9:00 医師回診
10:00 検温
検温の時間はお熱を測ってお待ち下さい。
手術後の患者さんは、10:30頃からリハビリを行います。症状により異なりますが、リハビリが必要な方は3階リハビリ室までご移動いただきます。
12:00 昼食
18:00 夕食
19:00 検温
21:00 消灯
毎週金曜はシーツ交換の日です。
ナースコールについて
1.看護師にご用の際は、ベッドのナースコールを押してお知らせください。
2.消灯後のナースコールには返答をせず、直接病室へ伺いますので、そのままお待ちください。
体調のすぐれない方は、検温時に限らず、いつでもご遠慮なく看護師へお知らせください。
病室について
病室は、4人部屋(無料)と個室(無料と有料)があります。
入院予約の際、ご希望をお知らせください。
病室の設備
・全てのベッドに床頭台、テレビと冷蔵庫が備え付けてあります。
・有料のお部屋には、トイレとシャワーが備え付けられています。
・Wi-Fiは無料でご利用になれます。
・食中毒防止のため、冷蔵庫には生もの、病院食の食べ残し、飲み残し等は入れないようにしてください。
有料のお部屋について
有料のお部屋料金は以下のとおりです。
ご希望の方は看護師へお申し出ください。
特別室
一般有料部屋
無料の部屋について
テレビをご利用になる方は、1日550円(税込)をいただきます。
ご利用になられない方はスタッフへお声掛けください。
設備について
セキュリティーカード
エレベーター使用時にはセキュリティーカードが必要です。
なお、紛失した場合には、実費1,100円(税込)をご負担いただくことがあります。
テレビ
4人部屋では、テレビ・携帯等音を発する電子機器は同室の方の迷惑にならないよう、イヤホンをご使用ください。
(イヤホンは、リボンズハウスでも販売しています)
コインランドリー
場所 4階病棟スタッフステーションの南側へ設置しています。
利用時間 8:00〜20:00
料金 洗濯機 1回200円 乾燥機 1回100円
シャワールーム
場所 4階病棟北側へ設置しています。
利用時間 10:00〜20:00
自動販売機
場所 1階、3階(リボンズハウス横)
外出・外泊
- 原則、外出・外泊は、禁止となります。
やむを得ない理由により外出または外泊が必要な場合は、いずれも医師の許可が必要となります。 - 必要な方は、お早めに医師または看護師へご相談下さい。
- 外泊は、治療上の外泊を除き、原則 月1回の1泊2日とさせていただきます。
- 外出・外泊の際は、[外出・外泊届け用紙]にご記入の上、スタッフへご提出下さい。
- 出かけられる時、お戻りの際は必ず病棟スタッフステーションへお立ち寄り下さい。
万が一、時間内に帰院できない場合は、必ず病棟へご連絡下さい。
退院・支払い
退院日決定
担当医師の判断にて退院が許可されます。
退院日については、病棟師長とご相談ください。
退院時間
退院時間は、原則、午前10時となっております。
お迎えの都合等で午前10時をすぎる場合は、ラウンジでお待ち頂きます。お忘れ物のないよう、今一度ご確認ください。
退院前の説明
次回受診日、日常生活上の注意点について説明いたします。
わからないことがありましたら、遠慮なくお尋ねください。
お支払い
病室にて医事課より請求書をお渡しします。
4階事務受付窓口にてお支払いをお願いいたします。
現金、クレジットカードでのお支払いができます。
※請求額の概算については、退院の前日までにお知らせできます。
入院費のお支払いについて
1.退院日の入院料金について
退院日の午前9:30頃には正式な請求書をお部屋にお持ちしますので、4階事務受付窓口にてお支払い下さい。
なお、場合によっては、時間をすぎることがありますことをご了承ください。
2.入院期間が月をまたがる場合
月末締め翌5日頃の請求となりますが、お支払いは、退院時にまとめてのご清算で対応いたします。
4階事務受付窓口
平日 午前9:30〜12:00 午後14:00〜16:00
土・日・祝祭日は清算を行なっておりませんので、後日お支払い下さい。
入院証明書や各種診断書等
1.書類を依頼される方
書類を依頼される方は、間違い防止のため、必ず申込書のご記入をお願いします。申込書は、病室もしくは外来受付に置いてあります。
入院中
申込書および書類一式を4階事務受付窓口にご提出下さい。なお、窓口終了後・土・日・祝祭日は受け付けておりませんのでご了承下さい。
退院後
1階総合受付にご提出下さい。
2.書類の作成日数
書類作成には、お預かり後約1週間から10日、入院証明書は退院後10日から2週間を目安にお時間を頂いております。手術内容や診断状況等により、作成日数を要する場合がございますので、ご了承下さい。
※お急ぎの書類や期限などございましたら、必ずその旨を申込書にご記入下さい。なお、診断書や証明書の申し込み方法については、病室内に詳しい資料がございます。併せてご覧下さい。
高額療養費
70歳未満の方は、「限度額適用認定証」を申請し、交付された認定証を提示する事で限度額までの支払いで済み、窓口で多額の医療費を支払う必要がなくなります。70歳以上の方は「高齢受給者証」(70~74歳)や「後期高齢者証」(75歳以上)が限度額適用認定証の代わりとなります。※住民税非課税世帯の方は、「限度額適用・標準負担額減額認定証」を取得できますので申請をお願い致します。
主な申請先
- 全国健康保険協会 → 各支部(例 宮崎支部)
- 健康保険組合 → 各保険組合
- 船員保険 → 船員保険部本部
- 共済組合 → 各共済組合
入院時、交付された「限度額適用認定証」及び保険証を『1階総合受付』へご提示後、4階病棟へお越しください。
※食事の負担額、差額ベッド代等の自己負担額は、高額療養費の支給には含まれません。
マイナンバーカードを保険証として(マイナ保険証)ご利用の方へ
マイナ保険証をご利用の方は、上記手続きは不要です。
【入院時のお願い】
1階総合受付に設置してあるマイナ保険証専用のカードリーダーで確認させて頂いた後、4階病棟へお越しください。
詳しくは加入されている医療保険の保険者へご確認ください。
※2024年12月以降は、マイナンバーカードがマイナ保険証として使われます。
マイナンバーカードの提示で高額療養制度を利用することができます。
医療安全
1.患者確認
安心して医療を受けるためには、患者産やご家族と医療従事者の協力が必要です。また、安全のための確認に患者さんご自身もご参加いただきますようにお願いします。
お名前を伺います
病院には同性や似たお名前の方がたくさんいらっしゃいます。診療行為の中で、職員が患者さんに対して何度もお名前と生年月日を伺います。安全確認のために重ねて確認を行うものです。
リストバンドを装着
入院期間中はリストバンドを装着していただきます。リストバンドには患者番号、お名前、性別、生年月日が記載されており、検査・点滴、手術などの際の患者さん確認に使用いたします。安全優先のため、夜間でもリストバンドを確認しますのでご了承ください。
2.アレルギー情報
薬品や食品などのアレルギーのある方は必ずお申し出下さい。
3.転倒転落
環境の変化や筋力・運動機能の低下により思いがけず転倒したり、ベッドから転落することがあります。受傷の程度によっては入院が延長したり治療が必要になることが考えられます。
・必要に応じてベッドの工夫やモニターによる観察など予防対策をとらせていただくことがあります。
・転倒予防のため、病棟内ではシューズを履いていただきます。
・歩行や立ち上がりに不安のある方は、遠慮なくお申し出ください。
・ご家族へも転倒転落の危険度をお伝えしますので、ご理解とご協力をお願いします。
感染防止対策
・病室に入るときや出るとき・食事前・排泄後など、こまめに手洗いや手指の消毒を行いましょう。
※面会に来られた方も、面会前後に手洗いや手指の消毒をしましょう。
・感染予防のため、ご入院の患者さんには常時マスクの着用をお願いしております。
・熱や咳などがある場合、マスクの装着とうがいを行いましょう。(マスクはご自身で購入・持参をお願いします)
・熱や咳のある方の面会は避けてください。
※どうしても面会の必要がある場合は看護師へお伝えください。
・職員が皆さんに使用した針等で針刺しを起こした場合には、患者さんの感染症を血液検査で確認させていただきます。