理事長ごあいさつ
「共に在り、共に歩む」
新さがら病院宮崎
宮崎で乳がん専門病院として歩んできた「さがら病院宮崎(旧ブレストピア病院)」は最新の医療設備と癒しの療養環境を整え、高精度放射線治療センターや歯科口腔外科も併設した施設へと生まれ変わりました。関連病院であり、日本唯一厚労省に特定領域がん診療連携拠点病院として認定されている(※)相良病院(鹿児島)の全てのノウハウを注ぎ込んだ新さがら病院宮崎は、新たなステージの乳がん医療ロールモデルを日本・世界に発信していきます。
※2025年1月現在
患者さんと共に歩む
1995年、宮崎で乳がん専門病院として診療を開始して以来、検診から治療まで、一貫した体制を整えて参りました。一人ひとりの患者さんの声に耳を傾け、病気・家族・暮らしなど患者さんの普段の生活を支えたい。最高の医療体制と癒しの医療環境を整え、患者さんの人生に寄り添う、それは私たちの誇りです。
地域と共に歩む
2020年から日本で唯一厚労省より特定領域がん診療連携拠点病院に認定されている社会医療法人博愛会 相良病院(鹿児島県)と提携し、診療・ケア・教育・研究など質の高い医療を患者さんに提供しています。また宮崎県下に乳がん検診バスを派遣し、広く地域において女性の健康を守るため様々な活動を支援しております。医療や支援活動を通じて多くの方と絆が生まれることは、私たちの喜びです。
医療機関と連携し、共に歩む
2023年、最新の医療機器と最適な医療環境を整えるべく、シーメンスヘルシニアーズ(ドイツ)とバリアン メディカル システムズ(アメリカ)においてパートナーシップ契約を締結、乳がん領域において日本最大の診療グループである「さがらウィメンズヘルスケアグループ」の中核病院となりました。日本各地の乳がん専門病院の診療支援を図りながら、がん医療水準の向上に貢献することは、私達の務めです。
私たちはこれからも、特徴とする専門性の追求と幅広い対応力を磨きながら、より一層信頼される医療に取り組んでまいります。
医療法人 宮崎博愛会
相良 吉昭
院長ごあいさつ
“信頼される病院に”
新しいさがら病院宮崎がいよいよ始まりました。待ちに待った新しい病院、それは多くの患者さんを優しく受け入れ、最先端の診断、治療と手技で、多くの患者さん達に安心と満足を感じて頂きたいと思って完成した施設でもあります。
もちろん病院が新しくなったら全てが上手くいくことはありません。これからが私達職員の頑張りが求められます。
各職種間の連携を図り、患者さん中心のチーム医療を実践していき、良好な医療環境を作っていきたいと思います。
“病院はきれいなのに…”と言われないよう、ますますの努力、意識が求められます。
私達の目指すものは患者さん達の疾患への理解と辛い状況での安心感です。即ち、信頼して頂ける病院を目指しています。
乳がんおよび乳がんを心配して来院される方々に私達は真剣に対応していきます。
今後とも、さがら病院宮崎をよろしくお願いします。
医療法人 宮崎博愛会さがら病院宮崎
西村 令喜
副院長ごあいさつ
皆さまと共に歩みチャレンジしながら、
最善の医療をめざす
私の父は、開業医として長い間地域の医療を支えてきました。地域の方々から信頼されるその姿と父の背中を見て、私自身、常に目標として歩んでまいりました。今後もその思いは変わらずに歩み続けていく思いです。
医療において一番大切なことは、適切な治療をおこなうことはもちろんのこと、いかに患者さんが医療者を信頼し、安心してその治療を受けることができるかであると考えております。そのために私たち医療者は、科学的根拠に基づいた情報を常にアップデートし、それを日常診療に還元すること、治験や臨床試験というかたちで患者さんや未来の医療のために貢献し、他の医療機関と連携を深めていくことが責務であります。
当院は、20年以上前から超音波を併用した乳がん検診を継続し、乳がんの早期発見に取り組んでまいりました。マンモグラフィバスも導入し、県内すべての地域で検診を受けられるよう、乳がん検診受診率の向上に寄与してまいりました。
今回私たちは、高い医療水準を更に充実させ、県内のがん検診受診率の向上に貢献するべく、新病院として新たなスタートを切ることができました。これからも患者さんや地域の方々と共に歩み、日々チャレンジしながら、より一層信頼される医療を提供できるよう務めてまいります。
最後に、より良い社会と医療の未来への一助になることを信じ、これからも病院スタッフ全員で一丸となって、前に進んで行きたいと思います。
医療法人 宮崎博愛会さがら病院宮崎
植田 雄一